現在、BtoBマーケティングにおいて、IT化による顧客の行動の変化に対応することは、ますます重要になっています。自社のWebサイトを活用したデジタルマーケティングで成果をあげるために、チャットボットを導入したデジタルマーケティングをご提案いたします。
デジタル化するBtoBマーケティング
従来、デジタルマーケティングはBtoCで多く取り入れられ、BtoBには向いていないと言われていました。
そのため、多くの企業がデジタルマーケティングを軽視し、飛び込み営業やテレアポなど、営業担当の手数に頼った方法で売上を伸ばしていましたが、現在では営業担当の努力だけでは通用しなくなってきています。
その背景としては、顧客の購買プロセスが大きく変化しており、デジタルマーケティングの重要性が高まっていることがあげられます。
BtoBマーケティングのデジタル化は、主に次の2つの変化をもたらしています。
顧客接点の変化
一つ目に上げられるのは、企業と顧客の接点の変化です。
顧客は、企業から一方的に寄せられるDMなどの情報や、出入りする営業担当者からではなく、顧客自身がインターネットで情報収集し、商品やサービスについて比較・検討をするようになりました。
こうした顧客は、自分にとって必要な情報を必要なタイミングで素早く提供してほしいというニーズが強まっています。
比較・検討材料が豊富に
結果として、現在多くの企業がWebサイトの情報を充実させ、顧客がインターネットで収集できるサービス・商品の比較・検討材料が豊富になりました。
もとより購買までの意思決定が慎重だったBtoBの購買プロセスは、より慎重に検討されるようになりました。
顧客はより多くのWebサイトをチェックし、製品・サービスの情報を得ようとするので、閲覧しづらく、顧客の求めている情報が見つけづらいWebサイトはその時点で顧客の比較・検討材料からはじかれてしまいます。
BtoBマーケティングでチャットボットを導入すべき3つの理由
顧客接点と購買プロセスが変化した今、インターネットを使ったデジタルマーケティングに注力する必要があります。
その中でもチャットボットをデジタルマーケティングで導入すれば、Web接客ツールとして、自社のWebサイト上で顧客接点を創出し、気軽なチャット形式でのやり取りを通じて多くの情報提供、さらにはアポ獲得まで発展させることが可能になります。また、顧客のWeb行動をデータ化することによって、より確度の高い見込み顧客を掘り起こすことも可能です。
問合せの心理的ハードルを下げることが可能
従来、顧客が企業のWebサイトを閲覧していて、何か気になることがあれば、メールなどで問合せるか、直接電話をするしかありませんでした。
しかし、チャットボットを導入すれば、簡単な操作で、リアルタイムに企業からの回答を受け取ることができるので、電話・メールでの問合せよりも、顧客の心理的ハードルを下げ、気軽に質問してもらうことが可能になります。そのため、すでにニーズが顕在化している顧客ばかりでなく、情報収取段階の顧客に対してもアプローチすることが可能になります。
チャットボットだけで商談獲得まで実現できる
前述のとおり、従来の問合せは企業からの回答を得るまでに時間がかかっていました。しかしチャットボットでリアルタイムに回答を得られるようになると、顧客は次々と質問することが可能になります。単なる情報収取層でも、気軽なチャット形式のコミュニケーションを進めることで、アポ獲得などより深い内容に発展するケースもあります。
Web行動履歴をもとに顧客に合わせたアプローチができる
従来、顧客のWeb行動履歴を取得するにはMAツールを活用するしかありませんでしたが、チャットボットを導入することでも、Webサイト上での行動をデータとして取得できます。
どこをクリックしたか、どのくらい滞在したのかなど、来訪者の行動履歴を分析することで、きめ細やかなWeb接客をすることができるため、営業活動を効率的にすることができます。
つまりは、チャットボットをインサイドセールスの実現ツールとして使うこともできるのです。
チャットボットでインサイドセールスを実現する、具体的な方法についてはこちらの記事で紹介しています。
Webマーケティングで活躍できるチャットボット「sinclo」
メディアリンク株式会社では、Webマーケティングに活用できる機能を豊富に搭載した、「sinclo」というチャットボットをご提供しています。
自動対応と有人対応のどちらも利用できるハイブリッド型の製品のため、完全自動対応でのご利用、高度な質問だけを有人対応する利用方法など、お客様のニーズに合わせて自由にお使いいただけます。
他にも、サイト訪問者の情報を見える化する、「リアルタイムモニター機能」はもちろん、チャットボットにメール署名をコピー&ペーストするだけで面倒なフォーム入力が完了する独自の機能なども備えております。
その他にも、sinclo独自の機能として、サイト訪問者が閲覧しているページを共有して双方向に操作し合ったり(ブラウザ同期)、サイトには掲載していない商品資料やカタログ、個別の提案書や見積書など、手元の資料をサイト訪問者に共有して双方向に操作し合う(ドキュメント共有)機能があります。
sincloに関する機能・活用方法などの詳細は、こちらで紹介していますので是非、ご覧ください。
活用方法をわかりやすく解説!
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