ビジネスシーンでよく耳にする「AI」「RPA」「bot」という3つの用語。一見するとよく似ているように感じるこれらの言葉ですが、それぞれの意味には一体どのような違いがあるのでしょうか。また、どのように役立てられているのでしょうか。
ここでは、「AI」「RPA」「bot」の活用場面にも触れながら、それぞれの特徴についてご説明します。最先端の技術について、基礎知識を押さえておきましょう。
「AI(人工知能)」とは?
AIとは「Artificial Intelligence」を略した言葉です。日本語では「人工知能」と表記します。AIの定義は、時代や専門家ごとの見解によって様々です。ただし、多くの説では“人工的に作られたもの”で、かつ“知能を持っているもの”や“知的な振る舞いをするもの”といった説明がなされているのが特徴です。
2000年代から現代にかけてのAIは、「機械学習(ディープ・ラーニング)」という技術によって、精度を向上させています。機械学習とは大量のデータを読み込ませ、そこから特定のパターンを見つけ出すことで情報を活用する技術です。機械学習の発展によって、昨今はさらにAIが注目を集めるようになりました。
「RPA」とは?
RPAとは、「Robotic Process Automation」を略した言葉です。日本語では「ロボティックプロセスオートメーション」と読みます。こちらは、企業においてPCを用いて行われる各種業務を自動化するソフトウェアのことを指します。
PCを用いた各種業務のなかには、ルーティン業務や反復的なPC作業のように、生産性の低い作業も多く含まれています。たとえば、データチェックやデータ収集、レポート作成などです。RPAを用いると、こうした業務を自動化することでより生産性の高い業務に取り組むリソースを確保しやすくなります。
また、自動化によって入力ミスなどのヒューマンエラーを削減できることも、RPAを導入するメリットのひとつです。導入するとより付加価値の高い業務に注力でき、ミスを防ぎやすくなることから、働き方改革の一環としても注目されています。
「bot」とは?
botとは、「Robot(ロボット)」が元になってできた言葉で、決められたことを行うアプリケーションを指します。ある特定の処理を、指示に従って人間の代わりに自動的に行うのがbotの特徴です。
たとえば、近年注目されている「チャットボット」は、botの一種といえます。チャットボットには、人間のオペレーターの代わりに簡単な対話をする機能があります。オンラインでの問い合わせ対応や接客などに役立てられています。
botは自動で運用できるため、導入すると業務効率化につながるのがメリットです。事前に設定した通りに動く仕組みであるため、たとえばチャットボットの場合は誤った回答を提示するといった心配がありません(AI型チャットボットを除く)。
チャットボット×RPAの活用例
ここまでご紹介したように、「AI」「RPA」「bot」はいずれも異なるものです。しかし、これらを組み合わせて活用することで、業務の生産性を高められる可能性があります。たとえば、チャットボットとRPAを組み合わせて活用してはいかがでしょうか。まずはチャットボットを運用して会話データやCVデータを蓄積。その後、データの分析や加工をRPAで実行すれば、効率的に改善へ向けた取り組みができます。チャットボットの運用では、定期的な見直しと改善を繰り返すことが大切です。RPAを活用しながら、最低限の作業コストで効果的な改善を目指しましょう。
「sinclo」のチャットボットは幅広いシーンで活躍!
チャットボットを導入するなら、各種ツールと連携したり、組み合わせて活用したりできると便利です。ハイブリッド型チャットツールの「sinclo」なら、連携可能な外部サービスが多く、便利な機能も搭載されています。
「sinclo」のリードリスト出力機能は、蓄積したデータをCSV出力する機能です。こちらはRPAとの組み合わせによって効率的な分析を実現し、生産性向上が期待できます。チャットボットの導入効果を高めるために役立てられます。
「sinclo」は以下の他社サービスをはじめとした、数多くのシステムとの連携に対応しています。既存のシステムと組み合わせてご活用いただけるのも魅力です。
Salesforce、Pardot、マルケト、楽テル、kintone、G Suite、desknet’s NEO、Garoon、Google Analytics、Googleタグマネージャー、Google広告、Yahoo!広告、Adobe Analytics、Googleカレンダー、Outlook 予定表、Slack、Chatwork、Mattermost、WordPress、Wix、EC-CUBE、Makeshop、futureshop、shopserve、楽楽リピート、Shopify
また、Webマーケティング目的での導入実績が豊富にございます。botによる無人対応とオペレーターによる有人対応、どちらにも対応できるハイブリッド型のツールです。ぜひ「sinclo」の充実した機能をご活用ください。
Webマーケティング用途でのsinclo活用事例
まとめ
人工知能とも呼ばれる「AI」、業務を自動化する「RPA」、指示に従って自動的に動く「bot」。最先端の技術を活用すれば、業務の生産性向上が期待できます。RPAと組み合わせて使える「sinclo」について、さらに詳しい情報をお求めの方はお問い合わせや資料請求をご利用ください。
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